2021年7月21日
フランチャイズは加盟者の資金で実験するものではない
昨年の実話です。通りかかったとある飲食FC1号店、既に閉店していました。本部は4年前から積極的にFC展開に挑戦。一通りのおまとめサイトで広告、加盟開発代行会社を使い、フランチャイズフェアにも出展。やっとFC1号店が出ていましたが、この通り。4年前に説明会たときの違和感はこれ
社長:家賃を抑えるために二等立地で展開するビジネスモデルです。
私:まだ直営1店舗しかなくて、しかも一等立地で営業してるじゃないですか。
社長:この物件はコネありで安く借りれてるんですよ。
私:コネあり安く借りてる一等立地で直営1店舗のみの本部が、二等立地推奨でFC募集したら普通に失敗しそうですよ!(これは失礼なので心の中でつぶやきました)
という訳で私は加盟検討終了していました
閉店したFC店は1.5等位の立地だったけど、実際に食べに行ったらスタッフの動きが直営店と比べて劣っていた。いずれにしろ、本部がやってないことをFCで実験しようとしていた時点で問題。そういうビジネス展開を社長に勧めたFCコンサルも問題。アーリーステージのフランチャイズに加盟検討する際には本部が何を主な目的として加盟募集しているのかを必ずチェックすること。