2021年8月19日
事業計画書と収支モデルと FCよもやま話
フランチャイズ新規加盟を検討する時、本部は一般的に事業計画書や収支モデルというものを提示し、初期投資回収期間を示します。
よくあるのは初期投資が1500万円で、開業2年目には年間利益1200万円になるのですごい投資リターンであると見えるようなケース。
で、問題となるのは事業計画書が甘すぎたり、奇跡の1店舗事例だったりして全く現実離れしている
というケースです(とっても多い)。往々にして
・家賃設定がおかしい(東京で開業すると話してるのに地方の家賃水準で作成されている)
・人件費が低すぎる(上と同じ)
・求人コストがない(離職の度にかかるが見積もられてない)
・売上がトップ店舗だったり、かなり上位の店舗だったり
・広告費が低すぎる(その地域地域での相場水準を知っていればおかしいときにはおかしいと分かります)
なぜ、こんなことが起こるのか?
甘い夢を見せてオーナーを獲得したい
現実の数字で作成したら誰も加盟しない
まだ事例が少なすぎて、本部の甘い夢を紙にしている
いろいろです。
こちらのレベルを上げること、その業界に詳しい仲間がいること。
そうすれば普通にどこがおかしいか分かりますよ。